母になっても自分のキャリアをあきらめない!
経験を活かしながら、さらに成長できる場所がある
三ッ輪ホールディングスの設立にあたり広報部門の立ち上げに従事した当社員は、一児の母でもある。毎日、保育園へのお迎えのために16時には退社する働き方を実践しながらも、リモートワークを活用して新規事業のプレスリリース作成業務などには迅速に対応。中途で入社してからまだ日は浅いが、社内からは広報のプロとして信頼される存在になりつつある。子育てをしながらの転職を決意した理由や、両立を可能にしている三ッ輪ホールディングスの働き方の特色などについて話を聞いた。
アパレルや飲食業界で販促・広報の仕事を経験した後、2019年に三ッ輪産業に入社。2019年10月に設立された三ッ輪ホールディングス株式会社では社長室で広報に任命され、広報部門の立ち上げに従事。現在は時短勤務とリモートワークを活用しながら仕事と子育てを両立中。Twitterはこちら。
――子育てをしながらの転職を決意したのは、どのような理由からなのでしょうか。
前職は飲食業界で販促と広報を担当していました。出産を経て、子どもが1歳3か月のときに復職したのですが、保育園に入って間もない頃は子どもが体調を崩しがちで、会社を休んだり早退したりといったことが続いた時期もありました。そのたびに有給休暇を使って対応していたのですが、規定の日数を使い切ってしまって減給になったり、休んだ分の仕事をカバーするために土日に出勤したりと、仕事と子育ての両立を難しく感じる場面が多々ありました。
このままのペースでは長く働き続けることも、担当していた広報業務のスキルを高めていくことも難しいかもしれない。そんな危機感もあり、リモートワークなどの柔軟な働き方ができ、かつ自分の能力を高めることができる仕事環境を求めて、育休復帰から間もないタイミングではあったのですが転職活動をスタートしました。
三ッ輪産業とのご縁があったのは、数社の面接を受けたものの条件面で希望に合う会社がなかなか見つからず、半ばあきらめかけていたときでした。他社にはない魅力だと感じたのは、創業から80年の歴史に支えられた安定感がありながらも、さまざまな業界出身の社員が新たなことにチャレンジしている躍動感もある会社だという点です。
広報部門の立ち上げから任せたいと言われたときは私で務まるのか不安を感じる部分もありましたが、プロの広報コンサルタントに育成して頂ける環境を整えてもらえることとなり驚きましたし、とても感激しました。この会社であればこれまでの経験を活かしながら自分のスキルを高めていけると思えたので、入社に迷いはありませんでした。
――三ッ輪ホールディングスに入社して、働きやすいと感じるのはどのような点でしょうか。
子育てと両立できるように、柔軟な働き方が認められているところです。時短勤務をしている現在は、基本的に9時30分出社、16時には退社して保育園にお迎えに行っていますが、子どもの体調がすぐれないときなどは、早めに退社して子どもを寝かしつけた後に家で仕事をすることもあります。私の担当業務は在宅で対応できる部分もあるため、個別対応としてリモートワークが認められているのは有難いですね。
現在はリモートワークを活用して週1~2日は在宅で仕事をしていますが、通勤時間を仕事に充てられるようになったことで業務効率が格段に上がりましたし、急な病気など突発的なことが起こりやすい子育てとも無理なく両立できています。
――これまでに担当した広報業務の中で、特に印象に残っているものはありますか。
入社して間もない頃、大きなイベントの準備と複数の事業のリリースが重なり、まだ業務内容を十分には把握できていない状況で10本ほどのプレスリリースを出したことです。大変でしたが、プレスリリースを作成するために社内のさまざまな部署の人と話ができたのは、とても貴重な経験でした。私はこれまで他の業界にいて、エネルギー業界に関する詳しい知識がなかったので、皆さんには「小学生に話すつもりで説明してください」とお願いしたのですが、皆さんとても優しく丁寧に教えてくださって、三ッ輪ホールディングスグループの各種事業への理解が深まりました。
イベント準備の際は、社長が話す際に使用するスライド資料の作成を任され、「入社したばかりの私が担当して本当に大丈夫でしょうか?」と思わず聞き返してしまったこともあります。社長や上司から返ってきた言葉は、「何かあれば責任は取ります。好きなようにやってください」。その一言のおかげで安心して仕事に取り組むことができ、「何が求められているのか」「それを実現するにはどう行動すればよいのか」を落ち着いて考えられるようになりました。信頼できる人のもとで働けるのは幸せなことですし、働くことへのモチベーション向上にもつながっているように思います。
――広報担当としての今後の目標を教えてください。
以前の私は、胸を張って言える自分の強みとは何なのか悩んでいました。ですが、三ッ輪ホールディングスで広報を担当するようになり、まだ世の中に知られていない素晴らしい商材やサービスを自分の働きかけによって多くの人々に知ってもらえることに喜びとやりがいを感じています。
三ッ輪ホールディングスグループには胸を張ってアピールできるような社員が大勢いて、お客様に新たな価値をご提供できる商品やサービスが次々と生み出されています。これを一人でも多くの方々に知っていただけるように、今後は広報の仕事のスキルをさらに高め、社内の人に「社外に広くアピールしたいことは広報に伝えれば大丈夫」と信頼してもらえるような存在になりたいですね。また、各種メディアをはじめとする社外の方々とも丁寧なコミュニケーションを重ね、発信力を高めていければと思います。
――子育てと両立しながら仕事を続けたいと考えている人にむけたメッセージをお願いします。
母親になると、「自分のキャリアはあきらめなければならないのだろうか」と悩んでしまう人もいるかもしれません。かつての私もそうでした。でも、三ッ輪ホールディングスに入社した今は、「自分のライフスタイルに合わせた働き方をしながらスキルを磨き、会社のため・社会のために貢献する」という生き方も可能なのだということを実感しています。
子育て中は時間的な制約はありますが、限られた時間の中で質の高い仕事をアウトプットしようという意識が高まりますし、マルチタスクを管理する能力も身につきます。できることを積み重ねて自分自身のスキルを高めておけば、仕事の面で与えられる裁量もより大きくなりますから、子どもの小学校入学などにより生活のペースが大きく変わった場合でも対応しやすくなるのではないでしょうか。三ッ輪ホールディングスグループは、ワークライフバランスに配慮しながらも、自分の能力を高めるためのチャレンジができる環境が整っているので、子育てとの両立を考えている人にも自信をもっておすすめできる会社です。