エネルギー×テクノロジーで更なる「新たな価値創造」の加速を目指す「BTI部」の役割とは

コーポレートアイデンティティである「新たな価値の創造」の実現手段として、「ヒトのちから」×「テクノロジーのちから」を掲げる三ッ輪ホールディングスグループ。2020年10月には「BTI(ビジネス・テクノロジー・イノベーションの略)部」が新設され、より速く・多くの「新たな価値」を生み出すための組織として業務を推進している。具体的な業務内容や、目指す姿について部長のT.Oに話を聞いた。

三ッ輪ホールディングス株式会社
BTI部 部長 T.O

2002年からSIerにて官公庁や大手銀行、海外系電子決済等、主に大規模系B2Bサービス開発に従事。その後、コンサルティングファームを経て2020年3月より三ッ輪ホールディングス株式会社 経営戦略部に参画。同年10月、BTI部設立とともに部長に就任。現在はグループ全体のデジタル化や業務効率化、社外向け新規サービスの企画・構築に従事している。

――三ッ輪ホールディングスグループに入社したきっかけを教えてください。

2019年5月から半年程度、外部からのコンサルタントとしてENS(イーネットワークシステムズ)の業務効率化を担当していました。「社員がみんな親切で優しく、働きやすい環境」という印象でしたね。

その時の縁で2020年3月に三ッ輪ホールディングスに中途採用で入社し、経営戦略部の一員として、主にCLS(クラス)という不動産管理会社さま向けサービスのシステム構築に携わりました。

その後2020年10月に経営戦略部の組織再編が行われた際、BTI部の新設とともに部長に就任しました。

――BTI部設立前後での変化はありましたか?

 入社から半年ほどでBTI部の部長に就任しましたが、もともとシステム構築を中心としたテック領域を担当していたこともあり、業務内容自体は大きくは変わっていません。

ただ、部長として組織の方針に関わる判断をする機会が増え「チーム全体の価値を最大化するには?」という課題意識は常に持っています。

以前は基本的に「サービスの上流は経営層」「下流(システム構築など)は自分達」という役割分担で業務を推進していくことが多かったのですが、BTI部が発足したことでサービスの上流から下流までをワンストップで見られるようになり、企画段階からシステム実装を意識して全体最適化に寄与できるようになったと感じています。

――具体的にはどんなことをする部署なのでしょうか?

・社外向けサービス開発での企画立案時の技術課題検討
・システムの設計・構築・運用・保守
・社内システムに関する技術課題解決
・社内業務効率化(業務・システム両面)
・新たな技術の発掘、新技術の社内への採用検討に当たっての検証・評価
・社内での技術関連の勉強会実施

と様々です。社内のテクノロジーに関わる領域は全て、と言ってもいいかもしれません。

具体例を上げると、グループ会社の三ッ輪ビジネスソリューションズが提供する賃貸物件入居者に向けた販売システムの構築、三ッ輪産業の既存toCサービスのUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善、イーネットワークシステムズが持つ電力使用関連データと提携先企業様のデータの掛け算分析による新規価値の創出模索などがあります。

――グループ内にも様々な事業会社があるので、内容も多岐にわたりますね。その中でご自身が特に注力されているのはどのような業務ですか?

社外向けサービス構築プロジェクトでのシステム構築を含め、プロジェクトの上流から下流までの技術課題解決です。

先述の「CLS」も要件定義から設計までを自ら行い、システムが出来上がった後の運用保守も担当しています。

賃貸物件への入居者の入居・退居がトリガーとなりトランザクションが発生するのですが、イレギュラーな事態が非常に多いため、業務運用の担当者と一緒にシステム・業務の両面で改善を進めています。

――「CLS」はサービスリリース後、多くの不動産管理会社に採用され、業界では大きな反響があったそうですね。

開発したシステムの規模の大きさと機能の複雑さはもとより、ミッションクリティカルな状況もあってプロジェクト開始からサービスインまでの道のりはとてもハードでしたが、実際に導入していただいた多くの不動産管理会社さまから「業務が大幅に効率化できた」とのお声を多数いただき嬉しく思っています。

個人的にもとても思い入れの強いサービスです。

――開発までの苦労やストーリーなどをお聞かせいただけますか?

入社してすぐの頃、当時提供していたある電力関連サービス提供の継続が困難な状況になり、急遽新たな代替サービスを立ち上げる必要に迫られて開発したのが「CLS」でした。
短い納期と複雑なシステム仕様から、声をかけたほとんどの開発会社さんに断られてしまう状況の中、最終的に一社だけが引き受けてくださり、その会社と一丸になって開発を進めました。

SIer時代の経験も活かしながらかなり詳細なシステム仕様まで自分自身で作り込むことで、通常は1年ほどの納期が妥当な規模感のサービスを半年で形にすることができ、完成した時は大きな喜びと達成感がありましたね。真摯に対応してくださった開発会社さんにもとても感謝しています。

柔軟で汎用性の高いインターフェースを持ったサービスなのでさらに多くの会社さまでの導入が予定されており、今後の反響も楽しみです。

―― BTI部の仕事が「社内で役に立っている」と感じられるのはどんな時ですか?

色々ありますが、特に「テクノロジーを駆使して業務効率化ができた時」です。

前々職のSIer時代から企業間取引やシステム間データ連携を専門分野としているため、業務の中でどこにボトルネックがあるのかを意識する習慣が身についており、全体像を捉えた上で具体的な技術に落とし込んで課題を解決することができていると自己評価しています。

弊社内には目的・業務毎に複数のシステムが存在し、それらの間を人手で連携していることが多くあります。
すでに導入したシステム間連携ツール(EAI/ETL)やRPA(Robotic Process Automation)を始め、ノーコード・ローコードツール等を活用して、グループ全体のさらなる業務効率化を目指していきたいと思っています。

――仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

「想像力を発揮すること」と「網羅的であること」の2つです。

前々職のSIer時代は16年ほど複数の業界に携わっていましたが、時代の流れとともに求められるサービス品質の向上や、様々な要因で起こる業務内容の変化にシステムが追い付いていない、というシーンを多く見てきました。

その経験から「将来発生しうる変化を想像して仮説を作り、変化に柔軟に対応できるシステム設計(システム自体が柔軟に変化可能なアーキテクチャ)」を常に心がけています。

また、前職のコンサルタントの時の習慣でもありますが、成果をアウトプットする際には「そのアウトプットに漏れがないか」について複数の観点でセルフチェックを行っています。要件定義段階では一見問題なさそうに見えても、実際に業務を始めてみたら想定外の状況や「レアケースが多発する(本当はレアではなかった)」、ということは珍しくありません。

常に最悪のケースを想定しておくことで、想定外の事態が起きてもリカバリー可能なシステムを作ることができると考えています。

 ―― techやIT分野に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?

中学生の時に、学校の理科準備室に置いてあった古いパソコン(NECのPC-8001)に出会ったのがきっかけです。小学生の頃からモノづくりが得意で、図工の授業が大好きな子供でした。

コンピュータ言語というロジックを組み立てていく工程の楽しさにどっぷりとハマり、BASIC(プログラミング言語)の本を買ってきて、放課後は毎日のように遅くまでゲームを作っていましたね。大学に進学後は情報工学を専攻し、動画像の検索アルゴリズムの研究をしていました。

――中学生の時から興味のある分野だったのですね。現在はスキルを磨くためにどのようなことをしていますか?

技術系のニュースをキャッチアップしたり、セミナー・ウェビナーへの参加など、意識してテクノロジーに関わる情報をインプットすることを心がけていますが、実際は日々発生するさまざまな課題を解決するために頭を働かせている瞬間が一番スキルを伸ばす機会になっていると感じます。

限られた時間で必要な情報を収集(インプット)し、集めた情報を整理して解に導くこと(アウトプット)で再現性のあるスキルを積み重ねることができると思っています。

―― BTI部で働くことで得られる知識やスキルがあれば教えてください。

多くの要素技術に触れる機会があるため特定のスキルを挙げることは難しいですが、AWS(Amazon Web Service)等のプラットフォームやノーコード・ローコードの開発ツールはどのような技術実装でも必要になってくるため、触れる機会も多く自然と身についてくると思います。

BTI部では「難しい知識やニッチなスキルをどれだけ持っているか」よりも「今持っている基礎的なスキルをどう活かすか」「どうビジネスにつなげていくか」といった発想力や、ロジカルシンキングが問われる機会が多いです。
将来さらに大きな価値を生み出す可能性に繋がる「スキルを駆使する実践力」が鍛えられる環境だと感じています。

―― 三ッ輪ホールディングスならではの「働きやすさ」「魅力」とはどんなところでしょうか。

外部からコンサルタントとして来ていた当初感じた印象の通り、アットホームな雰囲気で親切な社員が多いですね。

BTI部としては、「新しいビジネスやサービスが生まれる瞬間に立ち会える」「それを自分達の手で作り上げ、育てていける」ということは大きな魅力です。システムの観点で言えば、アプリレイヤーからインフラレイヤーまで、計画・設計・実装のすべてに関われる楽しさがあります。

大企業や大規模なプロジェクトでは、組織や役割が縦割りで細部に目が届かなかったり、自分が実現したいことができない、自分のやり方で進められない…というケースはよくあると思います。

社長をはじめとした経営層との距離感が近く、新しいアイデアをすぐにシェアできる環境や、それを実現に結び付けられるプロセスの速さは当社グループならではの強みではないでしょうか。

―― BTI部で活躍できる人材とはどんな人でしょうか?

「好奇心旺盛な人」「自分の考えをアウトプットできる人」「失敗を恐れずにチャレンジできる人」ですね。

BTI部は投資判断の速い経営層と近い距離で協業するため、関係者全員で意見を出し合い、すぐに判断し、実行するフットワークが求められます。例え間違っていたとしても、「自分の考えを周りの人たちと共有し議論できること」が大切です。

絶対的な正解がない中でそれぞれのスキルや知見を共有し、多角的な視点で意見を出し合うことを楽しめる人は向いていると思います。

―― 今後はどんなことに挑戦してみたいですか?

これまでBtoB(BtoBtoC)のサービススキームに関わることが多かったのですが、今後はBtoCの形態で、エンドユーザー利用者が今までに体験したことのないようなワクワクするような顧客体験を提供できるサービス構築にも携わってみたいです。

利用者からのフィードバックやユーザーの属性、行動情報などのデータを蓄積・分析して、それをサービスに反映し、更に新しい要素技術を組合せることでどんどん進化してしていくような仕組みを作れたら面白いだろうな、と思っています。

 ―― 現時点でテック領域のスキルが突出していない人にもチャンスはありますか?

もちろんです。先述の通り、「好奇心旺盛な人」「自分の考えをアウトプットできる人」「失敗を恐れずにチャレンジできる人」が活躍できる組織だと思っています。現状で突出したスキルを持っていなくても、テクノロジーが好きな人、積極的に学ぶ意欲があれば最低限必要な技術は自然と身についていきます。

既存メンバーも優秀な人は多くいますが、全てにおいて完璧な人はいません。お互い足りない部分を補い合い、切磋琢磨して高め合っていける環境を大切にしています。年齢も問いませんので、挑戦するマインドと楽しむ気持ちがある人は大歓迎です!

エネルギーとテクノロジーを掛け合わせて「新たな価値を創造」してみたい方や、BTI部の業務内容にご興味のある方には、カジュアルな面談などの機会もご用意しています。こちらから気軽にお問い合わせください。

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