新卒社員座談会 三ッ輪産業ってどんな会社?

創業80年の伝統ある会社でありながらも、新たなチャレンジを重視しているのが三ッ輪ホールディングスグループの特色の一つ。それは新卒社員も例外ではなく、それぞれが配属先で未来にむけて力強い一歩を踏み出している。実際のところ、三ッ輪ホールディングスグループはどのような会社なのだろうか。2019年入社の新入社員に、この会社を選んだ理由や入社してみての感想、仕事のやりがいを感じたエピソードなどを本音で語ってもらった。

右上から時計回りにK.N(本社 社長室)、S.T(上尾営業所 内務)、K.T(本社 くらし事業部)、Y.O(本社 情報システム部)

――現在、担当している仕事の内容は?

S.T 上尾営業所で事務処理や電話応対などの業務を担当しています。ガス機器の点検をはじめ、お客様に安全かつ快適にガスをお使いいただくために必要なサポート全般を行うのが、営業所に求められる役割です。事務の仕事には地味なイメージがありましたが、何か一つでもミスがあるとお客様にご迷惑をおかけしてしまうので、今はとても責任のある重要な仕事だと思っています。

K.N 多摩営業所で営業を担当し、お客様宅を訪問してガス機器などの販売をしたり、点検・修理に同行したりしています。営業は会社の中で唯一、お客様から面と向かって「ありがとう」というお言葉をいただけるポジションなので、お客様のお役に立てているという実感もありますし、お客様のニーズに応える商品やサービスを確実にご提供しなければという責任も感じます。

K.T くらし事業部で、仮想通貨と電力事業を結び付けた業務や企画、電気・防災グッズ関連の見積もりや新規提案などを担当しています。担当業務が複数あり、毎日異なる業務に取り組んでいるので、仕事をすることがとても楽しいです。法人のお客様とのやり取りが多く、大変なこともありますが、1年目から大きな案件に関わらせていただいている点にはやりがいを感じます。

Y.O 情報システム部に配属され、最近では社内チャットツールの導入に携わりました。まだ勉強中のことも多いですが、システム操作などに関する社内の方々からの問い合わせに対応することもあり、「ありがとう」と言ってもらえるとやりがいを感じます。情報システム部は社内の「縁の下の力持ち」とも言える部署なので、システムを通じて営業所の業務や新規事業などを後ろから支えているんだという気持ちで仕事をしています。

――三ッ輪ホールディングスグループを志望した理由は?

K.T 当社が扱っているLPガスや電気といったインフラは、私たちの生活に必要不可欠なものなので、会社としての安定につながると思いました。また、ただエネルギーを供給するだけではなく、電気料金を仮想通貨で支払えるシステムをつくるなど、エネルギーと新しいもの・技術を掛け合わせて新しい価値を生み出そうとしているところにも魅力を感じました。

Y.O まず、地域の皆様に「ゆたかなくらし」を提供するという会社の理念に共感しました。そして、エネルギー商材などを扱う地域の事業者様と共同して事業を展開している当社であれば、その理念の通りに多様なくらしのニーズに対応することが可能だと思い、ぜひこの会社で働いてみたいと思いました。

K.N インフラを扱う企業の中でも、三ッ輪産業は80周年を迎えた伝統ある企業なので、他社にはない安定感があると思い入社を希望しました。就職先を選ぶにあたっては「新規事業の開拓など新しいことに挑戦できる会社に入りたい」と考えていたので、その点でも当社は理想的な会社でした。

S.T 営業所を見学した際の雰囲気がとてもアットホームで、「ここなら、うまくなじめそうだな」と感じました。いろいろな会社を見に行きましたが、自分が働いている姿が浮かんでくるような気がしたのは三ッ輪産業だけだったので、それだけ自分によく合っている会社だったのだと思います。

――入社試験や面接で印象に残っていることは?

K.N 面接の際、会社から指定された日時では都合がつかないことがあったのですが、そのときは人事担当の方がこちらの予定に合わせようと調整してくださったので助かりました。他社では役員面接はあっても社長との面接はなかったのですが、当社の面接では尾日向社長と直接お話しできて、私が好きなことなどについての話をじっくり聞いてくださったことがとても印象的でした。「新規事業を立ち上げたい」という思いをお話しした際に、あたたかく受け止めていただけたのも嬉しかったです。
三ッ輪ホールディングスグループは、学生をスペックではなく、一人の「人」として見てくれる会社だと思います。これから面接を受ける人には、自己アピールだけではなく、「会社に入ったらこういうことをしてみたい」といった将来像についても話してみることをおすすめします。

K.T 説明会に参加したとき、社員の方がわざわざ駅まで迎えに来てくださって、「まだ入社するかどうかもわからない学生に対してここまでしてくれるんだ!」と感激しました。他社の面接では志望理由や会社の事業内容などに関する質問が中心でしたが、当社の面接では留学経験や趣味のことなど、私自身のことについてお話しする時間も十分に取っていただけました。

S.T 当社の面接は、質問されるというよりは会話形式で、「面談」に近いイメージでした。面接官の方が学生の個性を引き出そうとしてくださるので、柔らかい雰囲気の中で自分が話したいと思っていたことを話せましたし、会社について知りたいと思っていたことも質問できてよかったです。

Y.O 当初は営業志望だったのですが、学生時代にホームページ作成や情報リテラシーに関する勉強をしていたことを社長面接でお話ししたところ、情報システム部の面接を勧められ、そちらへの配属となりました。現在、担当している業務は自分に合っていると思うので、自分では気づいていなかった適性などをしっかり見極めていただけたことは有難いですね。

――三ッ輪ホールディングスグループに入社してよかったと思うことは?

K.T 半年間にわたる新人研修制度がとても充実していて、本社だけでなく各営業所でも多くのことを経験させていただいたことで視野が広がり、グループ全体への理解も深まりました。本社は1フロアで全ての部署の人が働いているので社内の風通しがよく、わからないことがあれば、どの部署の人にもすぐに質問できるのは助かります。

S.T 私も研修でいろいろな営業所の様子を知ることができたのは、とても貴重な経験だったと思います。どの営業所に行っても社員の方が優しくて、私のことを気遣っていろいろと声をかけてくださって嬉しかったです。

K.N 入社前は、営業の仕事は部署内で業績を競い合うものだというイメージを持っていたのですが、実際に入社してみると、三ッ輪産業の営業はお客さまのことを第一に考えて社員同士が助け合う場面も多いという実感があります。社員同士がライバルになるのではなく、互いに協力しながら仕事ができるのは、三ッ輪ホールディングスグループの魅力の一つだと思います。

Y.O 入社後、台風15号による千葉県停電被害への支援活動において、LPガス発電機を使えば停電した信号機を点灯させることが可能になるとわかりました。災害時にもフレキシブルな電力供給を可能にするLPガスのメリットを改めて感じましたし、そのような世の中の役に立つ商品を供給している会社で働けていることを誇りに思います。

――仕事で特にやりがいを感じたエピソードは?

K.N 営業の仕事を始めてまだ日の浅い段階で、他社への切り替えを検討されているお客様に自社サービスの魅力を改めてご説明するという案件を任されたことがありました。失敗すれば一人のお客様との契約を失うことになるので、内心は「こんな大事な局面を新人に任せて大丈夫なんですか?」と思ったのですが、上司は「何かあれば自分が後ろからサポートするから」と私に全面的に任せてくれました。自分なりに誠意をもってお話しして、結果的に契約を継続していただけることとなったときは嬉しかったですね。また、どの営業所に配属された新人であっても一定の知識やスキルを身につけられるように、全営業所共通のチェックシートの作成を提案してみたところ、すぐにその提案が通りました。「やりたいです!」と自分から手を挙げれば、新しいことに挑戦させてもらえるというのは仕事をするうえで大きなモチベーションになっています。

S.T 新人にもいろいろな仕事を任せてもらえるというのは、私も日々、実感していることです。お客様に初めて電話をかけるときはとても緊張したのですが、所長が「大丈夫だよ。困ったらサポートするから」と声をかけてくださったことで勇気が出ました。こういう声かけをしていただけると心強いですし、困ったときにもすぐに相談できるので助かります。

K.T 仮配属のときから先輩の出張に同行して商談にも同席し、正式配属となった2か月後には私ひとりでお客様を訪問して契約更新の手続きや新商材のご提案などをさせていただいています。また、電気と仮想通貨を組み合わせた新サービスの案件では、尾日向社長に直接ご相談しながら今後の展開プランなどを練り上げていきました。新入社員が日常の業務のなかで社長と直接話ができる会社というのは珍しいと思いますが、せっかくいただけた機会を活かそうと思って自分でも一生懸命いろいろなことを勉強するようになり、すごく成長できているという実感があります。

Y.O 私は社内連絡のためのチャットツールの導入に従事したのですが、これはさまざまな情報を共有するチャンスだと思い、社内むけに情報システム部のコラムを立ち上げることにしました。迷惑メールへの注意を促すなど、情報管理に関して社員の皆さんに知っておいてほしいことを、月1回のペースで投稿しています。わからないことに関しては先輩に教えていただきながらの業務進行にはなりますが、初めてのことにチャレンジしている点にはやりがいを感じます。

K.N 日常の業務とは異なるのですが、台風15号で被災された地域への支援活動として、上司と車でLPガス発電機などを現地に届けに行ったときのことも印象に残っています。緊急を要する事態だったため、朝から休みなく各所を回ることとなり体力的にはかなり厳しかったのですが、全ての発電機をお届けできたときにはお客様を助けるお手伝いができたという充実感で感極まるものがありました。

――上司・先輩の「ここがスゴイ!」と思うところは?

S.T 営業所の先輩方は「やるときはやる」「楽しむときは楽しむ」といったメリハリのある働き方をしていて、アットホームな雰囲気の中でも常にお客様のことを第一に考えて行動しています。先輩方の姿を見ていると、お客さまはもちろん、一緒に働く人たちが気持ちよく業務に取り組めるように、私自身も人への思いやりを大切にしたいと思います。

K.T 仕事においてスピード感があることや、コミュニケーションのとり方が上手なのはもちろん、私たち新人のことを一人ひとりしっかりと見てくださっているのが心強いです。仕事で悩んでいると、私からは何も言わなくても上司が時間をつくって一緒に解決方法を考えてくださることもあり、親身になってサポートしていただけるので助かっています。

Y.O 上司や先輩方が常に私たち後輩のことを気にかけてくれるのは本当に有難いです。基本的なことがわからなかったり、失敗してしまったりしても、決して見放すことなくフォローしていただけるので安心感があります。

K.N どのようなトラブルに対しても、これまでの知識や経験から適切な答えを導き出してすぐに対応できるところを見習いたいです。それぞれのケースに応じて柔軟な対応ができ、何が起きても動じずに話ができる先輩方の態度がお客様の安心感につながっていると思うので、とても尊敬しています。

――今後のキャリアビジョンや目標は?

Y.O まずは情報システム部のメンバーとしてのスキルを高めていきたいです。先輩方のように、社内のさまざまな部署の人からどのような要請があってもすぐに応えられるような人になることが今の目標です。ITパスポートや基本情報技術者といった試験にも挑戦することで、自分のステップアップにつなげていきたいと思います。

K.N ガスに関する仕事では、知識・経験・技術がなければできないこともたくさんあります。知識と技術を身につけ、経験を積むことで、お客様からも社員からも頼られるようになることが最終的な目標です。困ったときに声をかけてもらえるような存在になれたらいいですね。

S.T 現在は営業所勤務なので、まずはお客様からどんなお問い合わせのお電話をいただいてもきちんと回答できるように、現在の仕事で必要な知識をしっかり身につけたいです。ガスの取り扱いやくらし関連の事業にかかわる資格もとりたいですし、お子さんも含め、まだ電気やガスのことについてあまりよく知らない人にむけて、エネルギーのことを伝えるイベントを開催したいという思いもあります。

K.T 私は留学経験があり、外国の人とかかわるのが好きなので、いつかは日本と外国それぞれの優れた技術や考え方を双方の国に伝えられるような仕事をしたいです。

――三ッ輪ホールディングスグループへの入社を希望される皆さんへのメッセージをお願いします。

K.N 就職活動でも入社後の仕事でも「誠実さ」が大事です。わからないことがあるときは「わからないので教えてください」とはっきり伝えることが、成長やキャリアアップの一番の近道だと思います。また、厳しいご指摘をいただいた際にも、自分の成長にとって必要なアドバイスをいただけたのだと考えて、「ありがとうございます」と素直に受け止めることが、その後の仕事や信頼関係につながっていくように思います。

K.T 当社の先輩社員の方たちは、本当に優しいです。就職にあたっては不安なことも多いかと思いますが、わからないことがあれば一緒に解決方法を考えてくださる先輩方が大勢いますので、安心して入社してください。

S.T 当社は本当に社員の皆さんの人柄がよく、あたたかい雰囲気です。事業所に配属されたとき、ある社員のかたが「ミスできるのは新人のうちだけだから、今のうちにいっぱいミスしなよ」と声をかけてくださったことがありました。もちろん、実際には大きなミスはしないですむように先輩方がフォローしてくださるのですが、そういうあたたかい眼差しで見守っていただける環境で働けるのはとても幸せなことだと思います。

Y.O 入社時点の知識やスキルよりも、入社してから何を学べるか、何ができるようになるかが重要だと思います。自ら進んで知識やスキルを身につけるには、それなりの努力も必要です。でも、自分が成長すれば新しい課題も解決できるようになりますし、失敗も「どこに気を付ける必要があるのか」を他の人に伝えるうえで役立つ経験になるので、努力が無駄になることはありません。三ッ輪ホールディングスグループに入社したら、一緒に成長していきましょう!

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