職場のサポートで仕事と子育てを両立!
無理のない働き方を実現

横浜市港北区エリアを拠点に住宅リフォーム事業に従事する当社員は、中学生と小学生の子どもを持つ母親でもある。二度の産休・育休の後、子どもの体調不良を経験しながらも、リフォームアドバイザーとしてのキャリアを継続。多くの現場に足を運び、きめ細やかな提案・フォローを行うことで顧客の信頼を獲得してきた。子育てをしながらのキャリア形成を可能にした両立の工夫や、育休復帰から間もない時期の支えとなった職場のサポートなどについて話を聞いた。

三ッ輪産業株式会社 LIXILリフォームショップ 三ッ輪産業
リフォームアドバイザー S.A

他業界で営業事務などに従事しながらインテリアの学校で学んだ後、2001年に池本瓦斯販売株式会社(2002年に三ッ輪産業株式会社の完全子会社となり2013年に三ッ輪産業と合併)に入社。入社時よりリフォームアドバイザーとしてのキャリアを積み重ね、現在は横浜市港北区にある「LIXILリフォームショップ 三ッ輪産業」に勤務。2児の母でもあり、二度にわたって産休・育休を取得。育休からの復帰後は、子どもの体調や保育園・学童のお迎えなどに合わせて時短勤務を取得するなどして、柔軟な働き方を実現している。

――三ッ輪ホールディングスグループに入社したきっかけ・理由を教えてください。

前職では事務を担当していたのですが、住宅にかかわる仕事をしたいという思いがあり、働きながらインテリアの学校にも通っていました。当時の池本瓦斯販売株式会社とご縁があったのは、インテリアの勉強を始めて1年ほどが経過し、ある程度の知識が身についたと思えるようになった頃のことです。
現在の「LIXILリフォームショップ三ッ輪産業」の前身となるショップが住宅リフォームのアドバイザーを募集していることを知り、中途採用で入社しました。

その後会社が三ッ輪ホールディングスグループ入りをしましたが、母体となる会社組織がしっかりしているので安心感がありましたし、LPガス事業を通じて地域のお客さまから厚い信頼を寄せられている三ッ輪産業のショップであれば、リフォームという分野でも多くのお客さまのお役に立てるのではないかと期待が膨らんだことを覚えています。

――現在、住宅リフォームのアドバイザーとして、具体的にどのような業務を担当しているのでしょうか。

リフォームを検討されているお客様のもとをご訪問してご提案書・御見積書を作成する段階から、ご契約、工事手配、現場手配、アフターフォローまでの一連の業務をすべて担当させていただいています。
お客様と一緒にショールームで商品を選んだり、内装を決めたりするコーディネーターの役割を担うこともあり、インテリアを学んでいた時期に「やりたい」と思っていた仕事を実際に任せていただいているのは、とても幸せなことだと思います。

――育休からの復帰後はどのようなペースで仕事をしていたのでしょうか。会社側からのサポートで役に立ったことについても教えてください。

上の子は体が丈夫だったこともあり、育休明けからフルタイムで働いていたのですが、下の子は体調を崩しがちだったので育休復帰後からしばらくの間は16時30分までの時短勤務をしていました。
仕事柄、リフォームの現場に立ち会うことも多いのですが、幼い子どもはいつ体調を崩すかわかりません。そのため、上司や同僚と相談して、私が急に休んだとしても業務に支障が出ないように、どの案件も私ともう1人のスタッフとの2人体制で担当できるようにしてもらえたのは有難かったですね。

下の子は、風邪をこじらせて入院したこともあります。そのときは午前中だけ出勤し、午後は仕事を休んで病院に付き添うようにしたのですが、2人体制が組まれていたおかげでお客様にはご迷惑をおかけせずに済みました。
保育園を休む頻度は子どもによっても違いますし、小学校に入って学童に通うようになれば保育園時代よりも早い時間にお迎えに行かなければならない日が出てくるなど、子育てでは柔軟な対応が求められる場面がたくさんあります。
今も下の子の学童のお迎えのために週1~2日は早めに退社させていただいているのですが、自分が置かれている状況について上司と話をするなかで、ケースバイケースの対応をしていただけるのはとても助かります。

――仕事と子育てを両立するうえで、三ッ輪ホールディングスグループで働いていてよかったと感じるのはどのような点でしょうか。

職場の皆さんに理解があり、いざというときにはサポートしていただけるので、無理のないペースで働き続けられる点です。正直なことを申し上げると、時には「このまま働き続けるのは無理かもしれない」という考えが頭をよぎることもありました。
でも、店長に「子どもが体調を崩したので、しばらくお休みをいただきたい」と電話をしたときに、真っ先に返ってきたのは「仕事はこちらで何とかするので大丈夫。疲れるだろうけど、看病がんばってくださいね」という言葉だったんです。その言葉を聞いたとき、本当に有難かったですし、子どもが元気になったらまたこの職場で皆さんと一緒にがんばりたいと心から思いました。

――現在の仕事で特にやりがいを感じるのは、どのような点でしょうか。

子育てをしながら、同じように子育てをされているお客さまとの関係性を深めていけるのも、この仕事のやりがいの一つです。以前、室内のタイルのリフォームを担当させていただいたお客様から「マンションの隣の部屋が空いて購入したので、内壁を取り払い、子ども部屋とご夫婦の寝室をつくりたい」という大規模なリフォームのお話を頂戴したことがありました。
そのときは当社では前例のない案件だったため、既存の床と新しい床が調和するようにサンプルを取り寄せたり、お客様のご希望に沿うためのさまざまなリサーチが必要でした。施工では、お客様のニーズをより確実に理解していただけそうな職人の方々を集めたチームを組んだことで、お客様にきっとご満足いただけると確信できる仕上がりになりました。

工事が終わって綺麗に片づけられた室内で「この工事をしてよかった」とお客様が笑顔で言ってくださったときは、私もこの仕事を続けてきてよかったと心から思いました。
数あるリフォーム店の中から、私たちのショップを選んでくださったお客様の期待に応えたい。それはどの案件にも共通する思いです。

――産休・育休取得後も長く働き続けたいと考えている人にむけたメッセージをお願いします。

地域に根ざした事業を展開している三ッ輪ホールディングスグループでは、お子さんのいらっしゃるお客さまのお役に立つにはどうすればよいかを考える場面もたくさんあります。
そんなとき、自分自身も子育てを経験していると、子育て中のお客さまが何に悩んでいるのかを実感とともに理解できるので、よりお客さま目線に立ったご提案ができるようになります。そうしたご提案を喜んでいただけたときの達成感は格別です。
このような環境を与えてくださっている会社と周囲のスタッフ、家族からのサポートのおかげで今の環境にいられることにとても感謝しています。

子育て中は時間的な制約もありますが、だからこそ優先順位を意識しながら仕事をする習慣が身につき、仕事に対する集中力も増したと感じています。三ッ輪ホールディングスグループは、個々の状況に合わせた柔軟な対応や社員ひ一人ひとりが働きやすい環境を推進しているので、産休・育休取得後も自分のペースで働き続けたいと思っている人にも活躍の場が用意されているように思います。

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