業界のデファクトスタンダードを目指す!導入件数120万戸突破の不動産管理会社業務効率化サービスCLS(クラス)の事業拡大を推進

三ッ輪ホールディングスグループはコーポレートアイデンティティとして「新たな価値の創造」を標榜し、エネルギーに限らず「くらし」に関わる新規事業やサービスの開発・実装を積極的に推進してきました。今回は、導入件数120万戸を突破し、業界No1へ勢いを増す不動産管理会社向け業務効率化サービスCLS(クラス)の事業責任者に、サービス内容や所属部署についてインタビューを行いました。

三ッ輪ホールディングス株式会社 経営戦略本部 マネージャーY.S.

不動産賃貸管理業界でのキャリアリーシング(仲介)・プロパティマネジメントなどを経て、2019年に三ッ輪ホールディングス株式会社に入社。前職の経験を活かし、不動産管理会社及びオーナー目線での賃貸集合物件向けガス営業や賃貸物件オーナー向け施策立案・実施に従事。不動産管理会社向け業務効率化サービス「CLS(クラス)」の拡大に伴い、2021年2月より事業責任者へ着任し事業拡大を担う。

ーー中途入社ということですが、当社へ興味を持ったきっかけを教えてください。

前職の不動産賃貸業界でプロパティマネジメントを行う中で、ガス供給会社への提案を模索していたことがきっかけです。当時、賃貸不動産オーナー向けに「プロパンガス会社の設備貸与」による物件資産価値向上提案をしていた流れから、ガスの会社をリサーチしていたところ三ッ輪産業を知りました。

多忙で家族と過ごす時間を作れず転職を考えていたタイミングで三ッ輪産業の営業職募集の話を知り、一度話を聞いてみたいと思いました。また、「ガス会社の賃貸不動産所有による資産運用」という考えを提案してみたいという思いもあったため、「事業提案」兼「採用面談」という、少し変わった形で採用フローに進んでいきました。

ーーそこから入社を決意した理由はどんなところでしたか?

当時はホールディングス体制の発足直後だったと思うのですが、面談などの接点を通じ「テクノロジー活用」や「新規事業開発」に積極的な会社という印象で、いい意味で老舗のエネルギー企業らしさがないところに魅力を感じたことを覚えています。

また、集合物件に対するガス営業に課題があると聞き、前職の不動産業界で得た知見やネットワークを活かして貢献できることがあるのではないかと思ったこと、前職時代よりも柔軟な働き方が可能となり、十分に家族との時間も確保できそうだと思ったことから入社を決意しました。

テクノロジーで不動産業界の業務効率化を支えるCLS(クラス)

ーー現在主に担当している業務内容を教えてください。

主にCLS(クラス)という不動産管理会社向け業務効率化サービスの事業責任者として、品質管理や継続的な運用改善のプロジェクトマネジメントを行っています。ご利用いただいている不動産管理会社様のアフターケアに加えて新規営業なども担っており、サービス拡大に向けたあらゆる業務に関わっています。

ーーCLSについて少し詳しくお聞きしたいのですが、どのようなサービスなのですか?

CLSは、不動産管理会社様が保有する賃貸物件の⼊退去情報を利⽤し、空室中の⾃動通電・切電を実現するサービスです。アナログな作業が多く従事する人にとって負荷の高い不動産管理業務をシステムの自動化によって大幅に効率化し、労働環境の改善にも寄与しています。

ーーニッチですが、需要が高そうなサービスですね。

2020年12月からサービスを提供しているのですが、おかげさまで今年の5月時点での導入件数が120万戸を突破しました。 日本の賃貸物件数は約1500万戸、そのうち実際に稼働しているのは約1200万戸くらいだと言われています。120万戸に導入されているということは実稼働物件の約10%、つまり10件に1件はCLSを導入していただいていると考えると、感慨深いものがありますね。

ーーシステム開発や運用はどのような体制で行っているのですか?

当社には、エンジニアが在籍するBTI(ビジネス・テクノロジー・イノベーション)部があり、システム開発や保守・運用をインハウス化できる体制になっています。CLSについても、パートナー会社の協力も得ながら要件定義から設計までを自社内で行い、最新のテクノロジーが盛り込まれた独自システムの開発が実現しました。入退去の繰り返しによる膨大なトランザクションが原因で起こるイレギュラーな事態にも、スピーディーに対応できる体制になっています。

ーーCLSの今後の展望や目標をお聞かせください。

着任当初は「サービス対象戸数100万戸」を目標にしていましたが、前述の通り対象戸数は120万戸を突破しました。現在は大手不動産会社様でのご利用がメインとなりますが、今後は数多くある中小管理会社様でもご利用いただけるようサービスを拡充し「空室通電といえばCLS」と言われるような業界のデファクトスタンダードになれれば嬉しいです。

全方位なスキルが求めらる事業企画という仕事の面白さ

ーー現在、CLSのサービスグロースを担う事業企画の採用を予定しているとお聞きしました。事業企画はどのような役割、ミッションがあるのですか?

事業企画には「0→1のような新たなサービスの立ち上げ」という面と「1→100のような既存事業の拡大・改善」という2つの面がありますが、現在所属している経営戦略部においては、前者が「事業開発」で、後者が「事業企画」という棲み分けで動いています。

新たなサービス立ち上げに関わることももちろんありますが、C L Sを中心とした既存サービスのさらなる事業拡大が目下のミッションです。

ーー部署にはどのようなキャラクターの人がいて、どのような雰囲気ですか?

事業企画が所属する経営戦略部は業務の特性上、グループ会社のイーネットワークシステムズのメンバーと一緒に仕事する機会も多いのですが、和やかで優しい社員が多いと思います。バックグラウンドもさまざまで、多様な知識や経験を持っているメンバーが多く在籍しているため、相談もしやすい環境です。

ーー事業企画は、どのような知識やスキルが身に付くと思いますか?

事業企画は、市場調査や顧客分析のマーケティングをはじめ、プロジェクト管理やキャッシュフロー管理といったマネジメント、会計・経理関連の知識など全方位のスキルが求められます。全ての項目に深い専門知識が必要というよりは、全体像を理解しながら事業を推進させていくジェネラルな思考が重要だと理解しています。 私自身、これまで事業企画とは全く別の環境で仕事をしてきたので、常に勉強しながら日々変化する事業に向き合っています。

ーー最後に、当社の魅力はどんなところだと思いますか?

「新たな価値の創造」、『「ヒトのちから」×「テクノロジーのちから」』などの言葉を掲げるだけでなく、体現している点が魅力だと思います。

自分自身も含めエネルギー業界とは全く違うバックボーンを持つ社員が多く在籍することで、協力しながら複眼的な視点で事業を開発・推進できる「ヒトのちから」。前述したCLSでも実現していることですが、自社のアセットを組み合わせて世の中にない、そして業界を変革する新規サービスをつくりだす「テクノロジーのちから」。

それらを掛け合わせて、実際に日々「新たな価値」が生まれている実感があります。テクノロジーが進化してシンギュラリティが発生するのが2045年なんて言われていますが、そこに多様な「ヒトのちから」が加わることで、さらに面白いチャレンジができる会社だと思います。

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いかがでしたか?当社グループ社員の雰囲気や働き方が少しでも伝わると幸いです。三ッ輪ホールディングスグループの公式blogでは様々な部署に所属するメンバーが記事を更新していますので、ご興味のある方はぜひご一読ください!

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