三ッ輪ホールディングス株式会社 社会課題解決に向けたイノヴェイション・プラットフォーム「Sustainable Innovation Lab(SIL)」に構築・運営を担う特別パートナーとして参画
三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:尾日向 竹信、以下「当社」)は、一般社団法人Next Commons Lab(所在地:東京都渋谷区、代表理事:林篤志、以下「NCL」)が主催する、社会課題解決に向けたイノヴェイション・プラットフォーム「Sustainable Innovation Lab(SIL)」に特別パートナーとして2021年5月より参画したことをお知らせいたします。
SILは、2025年に開催される大阪・関西万博と連携し、地方創生とSDGs達成に向けて包括的に取り組むプロジェクトを共創していきます。
当社はSILの“特別パートナー”として、保有する“経営資源”、“地方創生・環境負荷低減・地域の災害対策などのソリューション”や”新規事業開発に関するノウハウ”などを提供することで、SILというプラットフォームのより魅力的で実用的な機能の実装などの“構築”と、プラットフォームが効果的に活用されるためのファシリテーションなどの“運営”に、深く関与してまいります。
【SILの活動背景・ビジョン】
持続可能な開発目標(SDGs)が広く注目を集め、個人、企業、自治体等セクターに関わらず、社会的な責任が問われる時代になりました。社会課題に対して、真にサステナブル(持続可能)なイノヴェイションを画策し、適切なアクションを起こしていくためには、学び続けること、知見を共有すること、そして繋がりの中から共創を生むことが必要不可欠です。
SILは、セクターを超えた共創ネットワークを育みながら、持続可能な未来社会の実現に向けたソリューション開発に取り組みます。SDGsの達成を指標としながら、地域での実証実験や新規事業開発を促進し、ソリューションの実装、そして課題が生じる社会システムそのものの変革=システムチェンジを目指します。
【活動について】
SILには、学びと共創を促すための『研究会』と、現場を持って新規事業の立ち上げなどを実践する『社会実装プロジェクト』という大きくふたつの活動領域があります。企業や自治体など主体者それぞれの課題とニーズに合わせて、適切な関わり方ができます。
【研究会について】
研究会はメンバーシップ制のコンソーシアムです。
主に[①学び②ネットワーク③マッチング④プロジェクト組成]のための活動を行っていきます。
<研究会の主な活動>
・専門家を招いての定期的な勉強会
・自主的なリサーチ/研究活動の奨励
・プロジェクト組成に関する個別相談会
・先進事例の視察ツアーやフィールドワーク
・全メンバーによる報告や共有のための全体会議
学びや知見の深まりに応じて、活動を随時アップデートしていきます。
【社会実装プロジェクトについて】
SILでは、サステナブル・イノヴェイションの実践をプロジェクトとして組成し、その実施に向けたコーディネートやコンサルティングを行います。例えば、参画自治体をフィールドとして、参画企業のニーズと地域課題をマッチングし、課題解決のための実証実験〜新規事業開発を目指すプロジェクトを立ち上げます。異なるセクターを繋ぎ、必要なリソースをコーディネートし、プロジェクトの現場を起こすことで、ソリューション開発と社会実装に向けた具体的なアクションをサポートします。
【当社の参画の狙い】
当社はSILでの異業種間連携・セクター間連携を通じ、社会課題解決に向けて議論をすることで、先進的なサービスを共創してまいります。また、先進的なサービスを各地域に社会実装し、成功するまでサポートしていくことを通じて、持続可能な未来社会を共に構築していきます。
SILの参画を通じた、サービスの共創と社会実装により、当社のMissionである「新たな価値の創造を通じたゆたかな地域づくり」に寄与できればと考えております。
【(参考)NCLとの関係性】
SILを主催する一般社団法人NCLが設立した社会実装主体としての株式会社NCLと当社は、2021年3月18日にリリースしたSOCIAL ENERGYにおいて協業実績があります。
SOCIAL ENERGYとは、日本の地域が自律して生き生きと活動していけるように、電気事業の収益の一部を地域のために活動しているプレイヤーやコミュニティーに還元する仕組みとなります。リリース後、日本各地の50を超える事業者から問い合わせをいただき、順次展開を準備しております。
当社は、SOCIAL ENERGYでの協業を通じてNCLの目指すビジョンや地方創生における実績に強く共感し、これからの社会課題解決に向けたパートナーとして共に取り組んでまいります。
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムについて
2025年に開催される大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会」をテーマに、持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献やSociety5.0の実現を目指しています。そのテーマ実践として、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組み「TEAM EXPO 2025」プログラムを2020年10月より開始し、参画を呼び掛けています。一般社団法人Next Commons Labは「TEAM EXPO 2025」プログラム / 共創パートナーです。
URL: https://team.expo2025.or.jp/
一般社団法人Next Commons Labについて
名称: 一般社団法人Next Commons Lab
所在地: 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-26-28 原宿V2ビル 2F
代表理事:林 篤志
事業内容:地域資源を活用した事業創出、マルチセクターによる課題解決のためのコーディネーションとコンサルテーション、その活動のためのプラットフォーム構築
URL: https://nextcommonslab.jp/
三ッ輪ホールディングス株式会社について
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信
お問い合わせ:三ッ輪ホールディングス 広報/加藤(e-katou@mitsuwagroup.co.jp)