【イベントレポート】岡山県・西粟倉村で子どもたちと自転車発電に挑戦!再エネでプロジェクターを稼働し「百森でんき映画祭」を開催

三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:尾日向 竹信、以下「当社」)は岡山県西粟倉村の持続的な地域づくりのため、2023年3月に西粟倉村と他民間企業との共同出資により「西粟倉百年の森林でんき株式会社」(代表取締役:寺尾武蔵、以下「百森でんき」)を設立いたしました。地域での事業活動に取り組む中、住民の皆さまとのコミュニケーションの一環として、当社と百森でんきの共同企画により開催された「第一回 百森でんき映画祭」のイベントレポートを公開します。

イベント実施背景と概要

 第一回 百森でんき映画祭
実施日時:2023年7月30日(日)17:30-19:30
場所:あわくら会館
主催:西粟倉百年の森林でんき株式会社
企画:西粟倉百年の森林でんき株式会社・三ッ輪ホールディングス株式会社

地産地消のエネルギーを使って村民の暮らしに「安心・安全」と「豊かさ」を提供することを目指す百森でんき。地域での事業を推進するにあたり、子どもたちを中心に地域の皆さまにもエネルギーを身近に感じ興味を持ってもらえる機会をつくれたら、との思いから、夏休み期間中に西粟倉村で行われる「百年の森林まつり」に日程を合わせて「百森でんき映画祭」を企画しました。

当日は「発電のしくみ」「電気を生み出す大変さ」「電気の大切さ」などを体感してもらうことを目的として、自転車発電機を使って映画上映に必要なエネルギーを地域の皆さま自身に発電してもらい、蓄電池に溜めた再エネ100%の電源を使って上映用のプロジェクターを稼働。みんなで溜めた電気で最後まで無事に上映することができるのか?とワクワク、ドキドキしながら約40名の皆さまが親子でご参加くださいました。

当日の様子

同日・日中に開催された「百年の森林まつり」に、百森でんきの専用ブースを設置。ブースにはかき氷の販売とUFOキャッチャーも用意しており、たくさんの皆さまにお立ち寄りいただきました。子どもたちを中心に、普段はあまり見かけない自転車発電機にみんな興味津々。全力で漕いでもらい、プロジェクターで映画を一本上映するためのエネルギーを溜めていきます。保護者の皆さまも積極的に参加してくださいました。

お祭りの後は、夕方からいよいよ映画祭がスタート。蓄電池に溜まった電池は34%、果たして最後まで上映できるのでしょうか?

順調にストーリーが進み夢中で映画を鑑賞する中、なんとラスト1分で電池切れのため上映がストップ!

最後は子どもたちと百森でんきの寺尾社長が協力して必死に自転車を漕ぎ、足りないエネルギーをその場で発電することに。みんなで汗だくになりながら、無事に最後まで上映することができました。

参加者の感想

・電池の残量をたった1%増やすのがあんなに大変だと思わなかった。電気をつくるのはとても難しく、これからは電気を大切にしていきたい。(11歳)
・発電するのは大変だったけど、楽しくてもっと自転車を漕ぎたかった!今度は発電した電気を使ってみんなでプラネタリウムを見てみたい。(8歳)
・お祭りのかき氷もUFOキャッチャーも家族で楽しみました。楽しい企画をありがとうございました!(6歳保護者)
・大変な思いをして溜めた電気が、あっという間になくなってしまったことにびっくりした。普段家で使っている電気ももっと大切にしたいと思った。(10歳)

地域の脱炭素化や循環型社会の実現を通じて人々の豊かな生活に貢献することを目指す百森でんきは、今回のように地域の皆さまとともに直接コミュニケーションを取り、エネルギーについて考える機会の中で、西粟倉村という地域を大切にする住民の皆さまの思いやニーズを受け止めたいと考えています。

当社の理念である「地域をゆたかに」を実現するため、百森でんきをはじめとした出資先の事業活動においても地域社会に寄り添い、お客さまに喜んでいただける価値を創出できるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

参考:村のイベント「百年の森林まつり’23」に出店 & 初の「百森でんき映画祭」を開催しました!(2023.7.30/百森でんきブログ)

三ッ輪ホールディングス株式会社について

本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信
https://mhdg.co.jp