提携先の価値向上を目指す「電力小売プラットフォーム事業」の魅力とは
イーネットワークシステムズ 社員対談

カーボンニュートラル実現に向けた世界的な潮流やエネルギー価格の高騰など、あらゆる側面で環境激変下にあるエネルギー業界。中でも特に電力市場を取り巻く変化は大きい。そんな中でも、様々な事業者と提携することにより、これまでにない魅力あるサービスの創出を目指して「電力小売プラットフォーム事業(※提携先の企業や団体が自社ブランドの電気を販売するにあたり、必要な各種の仕組みやノウハウを提供する事業)」を手がけるイーネットワークシステムズでは、日々どのように業務に取り組んでいるのか。企画部と営業部のメンバーに対談形式で話を聞いた。

左:M.A(営業部)/ 右:D.H(企画部 部長)

–まずは自己紹介をお願いします。

D.H:2005年に新卒でグループ会社である三ッ輪産業に入社しました。LPガスの卸部門、太陽光発電システムやエネファームなどを取り扱う新エネルギーグループを経て、2016年の電力小売全面自由化のタイミングでイーネットワークシステムに配属されました。当初は営業も事務作業も何でもやっていましたね。2021年にイーネットワークシステムズ企画部の部長に就任し、新サービスの企画・立案、検討、立ち上げ、運営を行っています。

M.A:私は2016年に中途入社しました。入社当初から現在に至るまで営業部に所属し、主に新規の代理店開拓を担当しています。前職はインテリア関係の営業をしていました。

–電力小売プラットフォーム事業を手がけるイーネットワークシステムズの中でも、お二人が担当されているのは具体的にどんな業務でしょうか。

D.H:新サービスの企画・立案、検討、立ち上げ、運営を企画部メンバーや他部署と連携しながら行っています。アイデアをもとに企画提案書を作成したり、事業収支の算出や業務フローの構築、お客さまへの営業…と、業務内容は多岐にわたっています。

M.A:私は法人営業チームとして、新規代理店開拓及び代理店のフォロー業務と関係構築をメインで担当しています。代理店向けの勉強会やフォローアップ研修をはじめ、問い合わせ、見積対応なども業務の一環です。

地域に根差した老舗エネルギー企業グループで新たな事業に挑戦!

-お二人はなぜ三ッ輪ホールディングスグループに入社しようと思われたのですか?

D.H:大学生活やアルバイトでの経験から「人との関わりの中で達成感を得られる仕事がしたい」「ルーティンワークではなく、活動的な仕事がしたい」という思いを持つようになり、長い間ガスの販売で地域に根差した営業を行っている当社グループに興味を持ちました。

M.A:老舗エネルギー事業者である三ッ輪産業が新たに電力事業を立ち上げることを知り、これから生まれる新たなサービスへの可能性を感じて挑戦してみたいなと思いました。

–イーネットワークシステムズは創業80年を超えるエネルギー企業グループの傘下にありますが、会社や部署はどのような雰囲気なのでしょうか。

D.H:部署やチームごとの小さな単位で定期的な会議を行っており、風通しが良いです。女性社員も多く、フラットにコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができていると感じます。

M.A:中途採用が多いため様々な個性やバックグラウンドを持つ社員が集まっていて、それぞれの長所や専門性を活かして助け合いながら働けています。また、経営層との距離の近さから組織全体の意思決定のスピードが早いことも特徴的です。活発にアイデアを出したり意見を交換することができ、やりたいことにチャレンジしやすい環境だと思います。

提携先の価値を高める一助としての「電力小売プラットフォーム事業」

-お二人が考える「この会社で働く面白さ」について具体的に教えてください。

M.A:「電力小売プラットフォーム事業」という事業の特性もあり、提携先候補として幅広い業種へアプローチできることが魅力的です。これまでお付き合いのなかった企業や担当者の方と0から関係性を構築し、事業の価値を高める一助となるような提案をできたときは嬉しいですね。

Next Commons Labと共同で運営する電力プラットフォームSOCIAL ENERGYなど、法人営業を担当。


D.H:私はサービスの企画・立案から販売まで携わっているため、各ワークフローの中でそれぞれ達成感を感じられる瞬間があります。ローンチの瞬間はこれまで一緒に準備してきた社内外の関係者と達成感を共有できることに喜びを感じますし、業務構築で納得のいくフローを作り上げられたとき、営業で数字を積み上げられたとき、広報からの発信を通じて広くサービスを周知できたときなど様々です。

「多角的な視点」と「まずは挑戦!」のマインドで得た気づきを事業に還元

-個人としては、仕事をする上でどんなことを大切にされているのでしょうか。

D.H:物事を多角的に考えられる視点をもつことです。提供側からの一方通行にならないよう、サービスの優位性や改善点を複数の視点で捉えるためにいろんな角度から物事を考え、「気づき」に繋がるように意識しています。

M.A:まずは提携企業にとって有益な提案をすること。情報収集・資料作成・顧客や市場の分析など、そのために必要な事前準備をして、自信を持って商談に臨むことを大切にしています。

–お二人とも、サービス利用者や提携企業など相手の立場に立つことを大切にされているのですね。では、ご自身の強みや長所、またそれが仕事に活かされていると思うことがあれば教えてください。

D.H:フラットに物事を捉えられること、素直に学べること、忍耐強いことでしょうか。

先入観を持たずに人と接することで、自分自身の学びや成長にもつながっていると思います。また、仕事では全てがスムーズに運ぶことの方が少ないので、目標達成のためには困難や課題があってもやり抜く忍耐強さの必要性を感じることが多いです。

初期費⽤ 0 円で太陽光発電が設置できる「ソラリス」など、新サービスの企画・立案を行う。

M.A:新たな取り組みに対して物怖じしないところです。何事も「まずやってみる」。その上でPDCAを繰り返し、プロジェクトやサービスの成長過程における気づきをチームに還元できればと思っています。

–ENSで働くことで身についたスキルやマインドセットはありますか?

D.H:基本的なことですが「ミスをできる限りなくす」ということです。提案資料や契約書などの誤字脱字チェックなどはもちろん、業務構築する上でもどうしたらミスが起こる可能性を最小限に抑えられるか、仮に起きてしまった時はどう対処するかを常に意識しています。

M.A:現在エネルギー業界は環境激変下にあるため、最新の情報を正しくキャッチアップし、スピード感や柔軟性を持って業務にあたることを大切にしています。特にこの1〜2年は目まぐるしく変化する事業環境にタフに対応してきたことで、順応力が養われてきた実感がありますね。

-ありがとうございます。では最後に、お二人が考える「この事業に向いている、活躍できる人物像」について教えてください。

D.H:電力事業を通じた地方創生など一見華やかそうに見える取り組みも、日々の地道な業務や営業があってこそ成り立っています。なかなか表には見えない仕事も多くありますが、「努力してしっかり基礎を作れる人」はその後の取り組みでも力を発揮できるのではないかと思います。

M.A:固定概念にとらわれず、新しいことへ挑戦するマインドを持っている方は楽しめるのではないでしょうか。 担当業務は異なっても、互いを尊重しながら目標達成に向けて仕事に取り組める方と一緒に働けたら嬉しいですね。

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いかがでしたか?当社グループ社員の雰囲気や働き方が少しでも伝わると幸いです。三ッ輪ホールディングスグループの公式blogでは様々な部署に所属するメンバーが記事を更新していますので、ご興味のある方はぜひご一読ください!

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